妊娠中の便秘の解消

妊娠中の便秘

便秘とは排便回数が減少や一回の排便量が減少、便の水分量の減少が原因で便が硬くなり排便痛を伴い排便困難になる場合、毎日排便があっても残便感を感じたり、腹部の張りを感じたりする状態のことを言います。

便秘の症状は人それぞれさまざまです。また、毎日排便がなかったとしても、２～３日ごとに定期的にかつスムーズに排便されているのなら便秘といえないでしょう。

妊娠するとホルモンのバランスや腸の運動が鈍くなったりしますから、今まで便秘でなかった方が、妊娠により便秘になることはよくあるようです。

妊娠中の便秘はその解消法によっては、母体の胎児に悪影響を及ぼすことが考えられますので、できればお医者さんに相談することが一番良いといえるでしょう。

妊娠中の便秘の解消

妊娠中の便秘ですから、母体の胎児のことを考えなければいけません。ですからおのずと方法は限られてきますが、便秘は野菜や果物など食物繊維の多いものを摂ることによって、腸内で水分をたっぷり吸い込むので便が硬くならず便秘の予防になります。

また妊娠中ですから、できるだけいつも以上に栄養のバランスを取れた食事を摂ることを心がけたいものです。豆類・きのこ類海藻類やなどはおすすめの食事の一つです。

便秘の解消にはなんといっても食物繊維を多く摂取することがいいでしょう。食物繊維が多く含まれる食品は、玄米や雑穀、豆類、海藻類、きのこ類、こんにゃくなどがあります。

またヨーグルトなどの整腸作用があるものも便秘にとってはいいでしょう。また母体に影響を与えない適度な運動も便秘にいいでしょう。妊娠中の便秘は薬などに頼らずできるだけ生活習慣を改善することにより解消をするようにしましょう。